INTERVIEW

時代を読み、
新しいビジネスを
創出していく

松山 浩明Hiroaki Matsuyama
  • 電気通信学部電子工学科卒|1999年入社
  • 情報流通基盤サービス事業本部
    アークリッドサービス部 エンジニア職

Hiroaki Matsuyama

Career

  • 1年目

    企業間の電子商取引「EDI」に関わる部所で、商品のデータベースや取引先の情報管理などのシステム構築に携わる。自分で調べて実践し、チームで相談しながら、さまざまなことを学ぶ。

  • 4年目

    プロジェクトリーダーを任される。直接お客さまとやりとりし、メンバーに指示を出す役割に。先輩の背中を見ながらやってきたことを、自分なりの方法で実践。

  • 10年目

    研究所に異動。新しいことにチャレンジできる機会を得る。日本語の文献資料もなく、論文を読んで調べるなど苦労しながら、知識と技術を高める。

  • 15年目

    IoT向け共通プラットフォームを立ち上げることになり、再び開発の現場へ。難題も多く、試行錯誤の日々ではあるが、お客さまと一緒にビジネスを進めていることに、大きなやりがいを感じる。

技術者として、リーダーとして、
多くを学んだ10年

就活の頃は、ちょうどインターネットが世に出た頃。これから伸びると思い、IT企業を志望しました。
大学での研究はIT系とは直接関係がなく、惑星間空間や、オーロラの発生と影響、磁場の動きの解析などがテーマでした。こう話すと、面接でも盛り上がるのですが、なかなか理解されにくい研究で(笑)。
インテックの面接では、皆さん気さくで、やわらかな雰囲気が好印象だったので入社を決めました。

入社後は、企業間の電子商取引、「EDI(Electronic Data Interchange)」に関わる部所で、商品のデータベースや取引先の情報管理などのシステム構築に携わりました。
その中で、新たにWEBで商品を受発注できるシステムを手掛けることになりました。当時、WEB系の受発注システムはインテックとして珍しい事例だったと思いますね。プロジェクトの立ち上げから、私もプログラマーとして参加しました。
「お客さまの業務を、どうシステム化していくか」を考え、一から作っていくにはデータベースの知識も必要ですし、設計書を書く上で構造をどうするのかなど、曖昧にできない部分も多い。
プロジェクトを進める中で、自分で調べて実践し、チームの皆と相談しながら、さまざまなことを学んだと思います。

入社4年目くらいになると、プロジェクトリーダーを任され、自分で直接お客さまと話しながら、要望をどう組み入れていくかを考え、メンバーに指示を出す側になりました。
それまで、先輩の背中を見ながらやってきたことを自分なりの方法で実践していきました。間違えたり怒られたりしながらですが(笑)。
リーダーとはいえ、自分で手を動かすのも好きだったので、チームの皆と一緒に作り上げた感じです。

新しい挑戦を求めて研究所へ。
より高いレベルを目指す

入社して10年が経った頃、研究所に異動しないかという誘いがあり、新しいことにチャレンジできる良い機会だと思い、異動を決めました。
研究所は、お客さまのニーズやシーズをはじめ、次世代の技術はどういったものか、世の中の潮流や流行などを調べ、考えていく部所。
その中で私は、分散ストレージの分野に携わりました。数十~数百台の安価なIAサーバをクラスター化し、ペタバイトクラスのストレージを構築するソフトウェアの開発になります。
これからのIoT・ビッグデータの時代において、蓄積したいデータは加速度的に増えていきますが、サーバを追加すると台数に比例してストレージ容量と処理能力が拡張されるものです。

当初は、何から手をつければいいのか…という状態。日本語の文献資料もなく、論文を読んで調べながら苦労しました。
そんな中、研究所に才能が突出した方がいらして、非常に影響を受けましたね。
知識や技術の高さはもちろん、世の中やビジネスの「先を読む目」が鋭い方で、外部への発信力もあり、技術者という枠にとらわれない。私はその方に必死についていった感じです。
高いレベルに追いつくのは大変でしたが、その分、研究所での3年間で、知識も技術も格段に高めることができたと思います。

これからの時代を見据え、
先進ビジネスの創出を

その後、IoT向け共通プラットフォームを立ち上げることになり、再び開発の現場へ。
研究内容をどう事業化するかを考える立場になりました。
IoT向け共通プラットフォームとは、膨大なデータを収集・蓄積し、外部の情報をリアルタイムに検知しながら、データの分析や処理、配信を実行する仕組み。
現在はビッグデータ・BIを推進していたチームと統合し、ビッグデータ・IoT・AI技術を基盤とする統合データ活用サービス「ARQLID(アークリッド)」として提供しています。

具体的には、スマホを使った人の位置情報、行動ログ、Webの閲覧ログやSNSなど、さまざまなデータを収集・蓄積し、その中から分析してフィードバックする仕組みをお客さまに合わせて開発します。
その目的は、「データをどうビジネスに活用できるか」、つまり、お客さまの業務の効率化や新事業の創出につなげることです。
その一例として展開しているのが顧客体験向上ソリューションとなります。
スマホアプリをコンシューマとの接点としてアプリ利用者の属性や興味の応じたグルーピングを実施、そのグループ毎に最適なコンテンツ・インセンティブを配信することでコンバージョン率を高めます。
不要な情報は配信しないようノイズをカットし、イベント情報やアドバイスなど利用者の行動を促す情報をタイムリーに発信して顧客の意欲を持続させる仕掛けです。

お客さまに「売れる」サービスにするには、基盤や技術があるだけでは不十分です。
ソリューションを提供するなら、「インテックなら、こういったデジタルマーケティングができますよ」と実証する必要があります。
さらに、市場の背景や規模をみて、サービス化した場合の単価などを試算し、新商品として開発できるか、他社ベンダーと組んで作れるかなど、多角的に検討を重ねています。
現在は入社当初携わっていた本部に戻りEDI・EAIとAPIを連携し既存資産を有効活用しつつ、API/SaaSサービスを通して他社サービスをつなぎ合わせ提供価値を融合しAPIエコノミーを実現するAPIプラットフォームサービス産業OSを立ち上げています。
今後、データを活用したビジネスはますます注目される分野となっていきます。
難題も多いし、試行錯誤していますが、いち早くこの分野に着手し、お客さまと一緒にビジネスを進めていることに、大きなやりがいを感じています。

インテック
らしさとは?

インテックは、50年以上の歴史がある会社。多くのお客さまがいらっしゃることが、インテックの財産だと思います。
さまざまな業種・業態のお客さまと信頼関係を築いているから、「ここは一緒にやろう」と、お客さまとインテックが組んで、一緒に新しいビジネスを創ることもできるし、前例のないことにもチャレンジできる。その可能性の広さが魅力だと思いますね。

学生への
メッセージ

公共系、医療系、金融系など、インテックには幅広い部所があるので、入社後、自分のやりたいことが必ず見つかると思います。実際にやってみて、仮に自分の興味・関心や目標が変わったとしても、フィールドがたくさんあるので方向転換もしやすい。
ITで何かやりたい、社会に貢献したいという想いがある人には、「不安がらずに、ぜひ来て!」と言いたいです(笑)。

※所属およびインタビュー内容は撮影当時のものです。