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INTERVIEW

社内外での信頼関係を大切に、
新たな事業の創造へ

海老 隆史Takashi Ebi
  • 商学部商学科卒|2003年入社
  • 流通サービス事業本部
    MCI営業部 セールス職

Takashi Ebi

Career

  • 1年目

    営業として、メディア系やECサイトの運営などを手掛ける企業を担当。お客さまのご要望に対し、期待に応える方法を模索。試行錯誤の結果新人賞を受賞。

  • 2年目

    担当していたお客さまの新領域となる開発案件を受注し、手応えを感じる。仕事への取り組み方の基本を学ぶ。

  • 6年目

    商社系の担当になる。契約や仕事の進め方において、きめ細かな対応が求められる。人との関係性が非常に重要だと実感。

  • 6年目

    事業会社3社合併にあたってのオフィス統合プロジェクトを担当する。スケジュールの厳しさに大苦戦。チームで協力し合い、移転を完了させる。

  • 13年目

    建設業界向けのプラットフォームサービスを提供している事業会社の担当になる。コンサルティングチームとともに、より上流から提案を進める。IT戦略から考え、お客さまとともに事業を創造する醍醐味を味わう。

お客さまの期待に応え、
社会を支える仕事を

学生時代は、社会を「裏方」として支える仕事がしたいと思い、就活では商社系やIT系などの企業を回りました。
その中でインテックに決めたのは、「システムは社会の表舞台には出ないけれど、これが無ければ社会がまわらない」と感じたことと、独立系のSlerなら幅広い領域の仕事ができると思ったからです。

入社後は、営業として、メディア系やECサイトの運営などを手掛ける企業やベンチャー系の企業を担当しました。ネットビジネスの先進を行く企業ですので、ご依頼内容は既に世の中にあるものではなく、これから新たに作るものばかり。
お客さまの「こんなソリューションが欲しい」というご要望に対し、私自身はもちろん、インテックにも実績や知見がほぼ無い状態でした。
しかし、アカウント営業というお客さまに対して前面に立つ立場である以上、何とかしてお応えしたい。
そして、インテックは「ITに関するものならば、会社にあるものはすべて提供してよい」という会社。
そこで、社内の関係部所と一つひとつ調整しながら、お客さまの期待に応える方法を模索していきました。

その結果、新人賞をいただいたり、入社2年目には当時担当していたお客さまの新領域となる開発案件を受注したりと、手応えを感じることができました。
後方のサポート部隊の協力があってこそですが、とくに入社1、2年目は、社内の皆さんに大変ご迷惑をかけたなと(笑)。仕事への取り組み方の基本を学んだ時期だったと思います。

大切なのは、
社内外での「人とのつながり」

入社6年目、30歳の頃から、MCI営業部で商社系の担当になりました。
大手商社様とグループ企業様を担当しているのですが、業種が多岐にわたることに加え、出資先も含めて担当するため、担当領域はかなり広いです。
商社系の特徴としては、契約や仕事の進め方において、きめ細かな対応が求められること。
そして、人との関係性が非常に重要なことです。もともと上司や先輩がもっていた人脈を引き継ぎつつ、自分自身でも人脈を広げていくと、数年後に人脈が生きてくることもあります。

その一例が、事業会社3社合併にあたってのオフィス統合プロジェクト。
合併までの限られた期間で確実に遂行できる委託先を検討されている中、インテックが培ってきた信頼関係をベースに、我々からの提案にGOサインをいただくことができました。
非常に嬉しかったのですが、受注後はスケジュールの厳しさに大苦戦。
7月末に発注いただき、10月末に第一弾の移転予定でしたから。今でも当時の担当者の方とお会いすると「あのときは大変だった」と話題にのぼるほどです(笑)。

およそ3ヶ月で仕上げるために、工程や納期のタイミングはもちろん、配線を含めどこに何を何台置くかなど、さまざまなことを調整・決定していきました。
求められるレベルが非常に高かったので、スケジュールの組み方やドキュメントの書き方など社内で標準化し、ご要望に合うレベルに仕上げていきました。
技術メンバーで十分にできないところは営業がフォローするなど協力し合った結果、無事スケジュール通りに移転が完了。インテックに頼んでよかったと言っていただきました。
その後もシステムの発注やPCの入れ替えなどご依頼いただき、良い信頼関係を築いています。

お客さまとともに考え、
新たな事業を創るために

現在担当しているのは、建設業界向けのプラットフォームサービスを提供している事業会社です。
大きな特徴は、事業会社をつくる段階から関わっているという点。
コンサルティングの部所とともに、事業構想といった、ITより上流の領域から提案を進めてきました。インテックから出資もしていますし、社員が先方に出向して事業を牽引していく役割も担っています。

お客さまとともにIT戦略の部分から考える、つまり、お客さまとともに事業を創造することは、これからのインテックが目指すものであり、その先駆けとして取り組んでいます。
今後は、このノウハウを社内で「横展開」していくのが大きな目標。デジタルビジネスを一緒に手掛ける会社をつくる活動を、さらに広げていきたいと思いますね。

インテック
らしさとは?

インテックは、お客さまの方を向いて仕事をしようというマインドがあって、営業が「お客さまの意向に合わせて、こういうことをしよう」と言うと、皆が実現のために前向きに行動する会社です。
社内の雰囲気もいい。入社5年目くらいの部下とも飲みに行くし、気軽に相談を受けますね。私自身の知識や人脈なども生かし、できる限り若い社員のサポートをしたいと思っています。

学生への
メッセージ

業界として、新しい技術や言葉がどんどん出てきますが、自分なりに咀嚼して考えることが大切です。幅広い品揃えを持つインテックは、提案できる先が多い反面、専門領域に特化した会社に比べると特長が出しづらい場面も。
だからこそ、お客さまが求めることにどう応えるか、組み合わせ方を工夫して、いろいろな形に変えられるわけです。自分の提案力が生かせる、そこを魅力と思えれば、仕事を楽しめると思いますよ。

※所属およびインタビュー内容は撮影当時のものです。