AWSの活用により、サービス基盤のメンテナンスコストを低減

課題

株式会社ＭＣデータプラス（以下ＭＣデータプラス）では、労務・安全衛生に関する管理書類をWeb上で作成・提出・確認できる建設業向けサービス「グリーンサイト」を、2005年から提供しています。
しかし、サービス基盤はオンプレミス上に構築されていたため、サーバ機器の老朽化に伴う更改、利用者の増加によるストレージの拡張など、メンテナンスに時間と費用がかかってしまうことが課題になっていました。

インテックのご提案

インテックはこの課題を解決するため、自社でサーバやストレージの購入や管理が不要となるアマゾン ウェブ サービス（AWS）を利用したサービス基盤の構築をご提案しました。主に利用したのは、AWSの以下のサービスです。

• Amazon EC2
• AWS Batch
• Amazon Simple Storage Service（Amazon S3）
• Amazon Aurora
• その他（Amazon Virtual Private Cloud (Amazon VPC), Amazon API Gateway, Application Load
  Balancer, Amazon Route 53, AWS Identity and Access Management (IAM), etc.）

システム構成図

成果

AWSを利用することにより、ＭＣデータプラスではそれまでサービス基盤のメンテナンスにかけていた時間や費用を低減し、その分をサービスの拡充にあてることが可能になりました。

• Amazon EC2により、アプリケーションを動かすサーバ機器の老朽化を気にする必要がなくなりました
• 一部の処理をAWS Batchに移行することで、必要に応じてコンピューティングリソースを確保することが可能になり、サーバ台数を削減することができました
• Amazon S3により、ストレージ容量を気にせず利用者のデータを預かることができるようになりました
• データベースをマネージドサービスのAmazon Auroraに移行することで、セキュリティパッチの適用などの管理作業を削減することができました

公開日 2020年10月14日

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