インテック、最新デジタル技術×IP×地域をつなぐ
イベントDXで新たなエンターテイメントのカタチを創出
~毎日放送とコラボレーションし、関西最大級の推しイベントに貢献~
2025年06月27日
報道関係各位
株式会社インテック
TISインテックグループの株式会社インテック(本社:富山県富山市、代表取締役社長:疋田 秀三、以下:インテック)は、ちゃやまち推しフェスティバル実行委員会主催の「ちゃやまち推しフェスティバル2025」にて、新たなエンターテイメント領域の価値創出を目的としたイベントDXとして、IP(知的財産)※1を活用したイベント運営企業を支援する「イベントDXプラットフォームサービス」と、PROTO Inc.のホログラフィック通信プラットフォームを提供したことを発表します。
また、今回の取り組みを通じて、「イベントDXプラットフォームサービス」の事業性検証を開始しました。本検証では、IPを活かしたデジタルイベント運営の高度化に向けた機能の有効性を評価し、今後の本格展開に向けたサービス基盤の構築を目指します。
※1 知的財産(Intellectual Property)を意味し、人間が創造的な活動を通じて生み出したアイデアや作品のこと。

背景
インテックは、最新デジタル技術を積極的に取り入れ、さまざまな分野の企業やステークホルダーとともに、価値を生み出す事業創造活動に取り組んでいます。
今回、イベントおよびエンターテインメント領域における新たな価値創出に向けて、「最新のデジタル技術」と「推しコンテンツ」がコラボレーションした参加者との新たな接点を創出するため、ちゃやまち推しフェスティバル実行委員会主催の「ちゃやまち推しフェスティバル2025」(2025年6月21日から6月22日開催)に技術提供を行い、株式会社毎日放送と共同企画を実施しました。
実施内容と効果
1.「イベントDXプラットフォームサービス」を活用した周遊型クイズラリー企画
IPを保有する企業は、昨今の情報漏洩などのセキュリティリスクやプライバシー保護の観点から、ファンから個人情報を極力取得せずに、IPを活かしたビジネスが展開できる新たな仕組みづくりが求められています。
インテックは、「ちゃやまち推しフェスティバル2025」で実施したTVアニメ『ダンダダン』およびTV番組『Aぇ!!!!!!ゐこ』と連携した周遊型クイズラリーで技術協力しました。「イベントDXプラットフォームサービス」を提供し、次世代デジタルID「わたしID※2」を活用することで、参加者から個人情報を取得することなく、IPと連動したイベント管理や地域事業者とのデータ連携を実現しました。さらに、クイズラリーアプリや限定特典の配信、専用カプセルトイ機器と連動したクーポンの提供を通じて、IPとファンをつなぐ新たな体験を提供しました。
2. PROTO Inc.のホログラフィック通信プラットフォームを活用した、IPと聴衆の新たなコミュニケーション体験企画
インテックは、PROTO Inc.のホログラフィック通信プラットフォームの販売および国内初の導入・活用支援を行っています。
イベントをより楽しく、コンテンツの持つ力を最大限に引き出すために、従来のビデオ会議や動画配信を超える没入感を参加者に提供することは、イベントの盛り上がりにおいて重要な要素になります。
今回インテックは、リアルな目線や動きで「本物がそこにいる」と錯覚するほどの臨場感を実現するため、ホログラフィック通信プラットフォーム上で踊る"推し"とポーズを合わせて一緒に写真撮影ができる「推しとの記念撮影企画」を実施しました。さらに、「リアルタイム・ホログラフィック生配信」企画では、遠隔地(スタジオ)にいる"推し"が、"今そこにいる"かのように、リアルタイムにファンとコミュニケーションできる生配信を実施しました。
※2 企業が自己主権型アイデンティティの考えに則ったデジタルIDを簡単に導入できることが特長で、デジタルIDの発行および検証を行うためのAPI基盤、エンドユーザーがデジタルIDを管理するための同名のスマートフォン用デジタルIDウォレットアプリから構成。
「イベントDXプラットフォームサービス」について
インテックが提供開始する「イベントDXプラットフォームサービス」は、「IPとイベント、そして地域をつなぐ」をコンセプトに、IPと連動したデジタルイベントの運営支援、イベントクーポン機能を活用した地域事業者との連携や「わたしID」機能を活用したファンとの継続的な関係性の構築支援など、イベント主催企業を支援する新サービスです。
インテックは、本サービスの事業性検証にご協力いただけるモニター企業を募集しています。
PROTO Inc.の「ホログラフィック通信プラットフォーム」について
PROTOは、米国カリフォルニアに本社を置くPROTO Inc.が開発した、世界初のホログラフィック通信プラットフォームです。映像の撮影→管理→配信→再生までを一貫して担える"エンドツーエンド"のシステムであり、従来のビデオ会議や動画配信を遥かに超える没入感・臨場感を提供します。
今後の展開
インテックは、今後も「イベントDXプラットフォームサービス」とPROTO Inc.のホログラフィック通信プラットフォームを活用し、エンターテインメント領域における新たなIPビジネスの創出と展開を支援していきます。また、参加者との新たな接点を創出するイベントの企画支援や、地域事業者との連携など、イベントを楽しむコンテンツ創出や地域活性化に貢献していきます。
PROTO Inc.について
「世界初のAI搭載ホログラフィック通信プラットフォーム」を有し、インタラクティブなホログラム・コンテンツの作成、管理、配信、再生を可能にする米国スタートアップ企業です。このプラットフォームを用いることで、真に本物のようなホログラフィック体験を提供できます。
まるで等身大の本物と同じ部屋にいるかのような臨場感を提供できる「Luma」と、「Luma」のすべての機能をコンパクトな卓上型筐体で安価に提供する「M2」などのプロダクトを保有しています。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
株式会社インテックについて
お客さまの経営戦略に沿った情報化戦略の立案からシステムの企画、開発、アウトソーシング、サービス提供、運用保守まで、IT分野において幅広く事業を展開しています。インテックは、1964年の創業以来培ってきた技術力をもとに、AI、RPA等のデジタル技術の活用や、新たな市場の創造にも積極的に挑戦しています。常にオープンな姿勢で、人、企業、社会を技術でつなぎ、自らも変革しながら「豊かなデジタル社会の一翼を担う」企業としてお客さまに新しい価値を提供していきます。
TISインテックグループについて
TISインテックグループは、国内外グループ2万人を超える社員が『ITで、社会の願い叶えよう。』を合言葉に、「金融包摂」「都市集中・地方衰退」「低・脱炭素化」「健康問題」を中心としたさまざまな社会課題の解決に向けてITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして新たな価値を創造し、人々の幸せと持続可能な豊かな社会の実現に貢献します。
本件に関するお問い合わせ
報道関係からのお問い合わせ先
株式会社インテック テクノロジー&マーケティング本部 広報部 小川、長谷、稲垣
E-mail : press@intec.co.jp
イベントDXプラットフォームサービスに関するお問い合わせ先
株式会社インテック 情報流通プラットフォームサービス事業本部 楠田、蔵本、清野
E-mail : eventdx_platform_info@intec.co.jp
ホログラフィック通信プラットフォームに関するお問い合わせ先
株式会社インテック ビジネスイノベーション事業部
クロスインダストリー企画部 白神、飯島
E-mail : bizcol_aiimage_info@intec.co.jp