2019年12月02日
報道関係各位
株式会社インテック
このたび弊社が業務を受託しております高岡市民病院様および市立砺波総合病院様から、弊社社員が個人情報を持ち出したことが判明いたしました。
当該病院の患者様、ならびに関係者の皆様にご迷惑とご心配をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。詳細は、下記のとおりです。
弊社調査の結果、弊社社員は上記病院様から、患者様の氏名、生年月日、性別、住所といった個人情報を紙形式で自宅に持ち出したことが判明いたしました。
なお、弊社社員以外の第三者への情報流出は確認されておりません。
弊社社員は、50歳代の男性社員で、病院情報システムの運用業務を担当していました。
弊社社員は、市立砺波総合病院様では、2017年4月から2019年3月までの2年間、および2019年6月から8月までのうち8日間、高岡市民病院様では、2019年8月のうち2日間業務に当たっておりました。
本年9月11日に弊社社員が、添付ファイル付き電子メールの個人アドレス宛への送信が禁止されているにも関わらずこれを行おうとした際、社内セキュリティシステムが検知しました。
その後の調査により弊社社員が紙の資料を自宅に持ち出していることが判明しました。
なお、私用のパソコンその他機器には持ち出したデータがないことを確認しました。
弊社社員が持ち出した紙については、本人の自宅から回収済です。
また弊社社員は担当業務からは外れており、現在業務を行っておりません。
その他の病院様につきましても同様の事象が発生していないか現在調査中です。
本事案における原因は、以下の3点と考えております。
弊社では、これまで以下のセキュリティ対応を行ってまいりました。
本件事案の対策として、病院様にご協力をお願いし、以下の対応を含めて協議、実施してまいりたいと考えております。
業務上病院様の機密情報にアクセスできる状態であることに対しては
病院内の情報を持ち出すことが出来る環境になっていた点については
一人で行う機会が多い業務である点については
本人および関係者の処分については、本件の調査および関連する対応終了後に、社内規定に基づき厳正に行います。
弊社社員が持ち出した情報に含まれる患者様に対しては、病院様と相談をしながら、弊社として誠心誠意対応をさせていただく所存です。
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