事例紹介
お客さまの導入事例やシステム構築例をご紹介します。システムやサービスの導入検討に、せひお役立てください。
お客さまの導入事例やシステム構築例をご紹介します。システムやサービスの導入検討に、せひお役立てください。
事例のポイント
■出荷予測業務を標準化
■投資対効果を意識したスモール&クイックスタート
■計画業務の作業工数を大幅削減
■出荷予測業務が複雑化していたため、標準化と効率化を図りたいと考えていました。
■生産必要額の算出も、主に手作業で多くの手間と時間がかかっていました。
■過去に開発したシステムが老朽化しており、今度はより汎用性の高いシステムを構築したいと考えていました。
■出荷予測の計算・検討業務をシステム化し、業務の標準化と自動化を実現できました。
■製販情報を集約する情報基盤を構築出来た事により、生産計画の作業工数を大幅に削減できました。(導入前と比べ約半分の工数削減を達成)
■パッケージモデルをベースに必要部分だけカスタマイズする導入手法により、短期間で確実に稼働させる事が出来ました。
― システム導入のきっかけを教えてください。
これまで出荷予測立案の業務は、商品ごとの過去実績、季節指数、直近の需要動向を調べて予測することに多くの作業工数がかかっていました。また、過去実績のある既存の商品であっても、小売業への導入状況により大きく需要が変動するため、システムに全てを予測させるのは難しいのですが、季節性を考慮した過去の統計
的な予測値など複数の要素には、一定の根拠があることは把握できており、そのベース数値の算出はシステムで自動化させ効率化を図りたいと考えていました。
加えて、これまで使用していたシステムのメンテナンスが複雑であることと老朽化していることが近年の課題となっており、今回はパッケージソフトをベースに、当社に合うシステムを探す方向で検討を進めることにしました。
― 具体的にはどのような課題があったのでしょうか?
例えば、出荷予測を立てるためには、販売実績に基づく統計予測と営業部門からの販売計画を総合的に考慮して次サイクルの出荷予測を計算していました。まず関連資料集計の作業負荷が高く、予測結果を導く手法も不確定要素が多い中で、算出する人によって予測数値が変わるのが大きな課題でした。
また、弊社には期間限定品や輸出品など様々な商品があります。それらの商品のリニューアル時には、リニューアル前商品の実績データを複数のシステムから収集し、更にそこから計算する必要があるため大変な手間を感じていました。
― システム導入で業務改善効果はありましたか?
今回のプロジェクトの対象範囲として出荷予測業務と生産・在庫計画業務がありましたが、まず出荷予測業務では複数の過去データを紐づけて算出する作業が自動化され、出荷予測を作成する負荷が大幅に減少しました。
生産・在庫計画の業務もシステムが自動計算してくれるようになったため、サマリー作成の手間が大幅に削減されました。導入前と比べ結果的に約半分の工数削減を達成しています。
株式会社ブルボン 様
本社所在地 :新潟県柏崎市
業 種 :菓子、飲料、食品の開発と製造販売
従 業 員 数 :約5,100名
https://www.bourbon.co.jp/
『おいしさ、思いやり、いつもいっしょに』を合言葉に、「ルマンド」「エリーゼ」「チーズおかき」などを始めとした多数のロングセラー商品の他、デザートやミネラルウォーター、ココア、アイスクリームといった飲料・食品を開発・製造し、「品質保証第一主義」に徹した安全・安心な商品をお届けしています。
「薬食未病」の概念を基に機能性食品や健康食品の研究・開発に取り組んでおり、お客様の生活に寄り添う『健康増進総合支援企業』を目指しています。
※本事例の情報は、2021年6月現在のものです。
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