インテック、
金融機関の預り物件管理業務を効率化する
「預り物件管理サービス」のスマートフォン版を提供開始
~ファーストユーザーとして中国銀行へ導入~
2026年05月22日
報道関係各位
株式会社インテック
TISインテックグループの株式会社インテック(本社:富山県富山市、代表取締役社長:疋田 秀三、以下:インテック)は、「預り物件管理サービス」のスマートフォン版を提供開始したことを発表します。
なお、ファーストユーザーとして、株式会社中国銀行(本店:岡山県岡山市、取締役頭取:加藤 貞則、以下:中国銀行)へ導入し、運用を開始しています。
「預り物件管理サービス」はインテックの金融機関向け情報系ソリューション「fcube(エフキューブ)」のサービスのひとつです。金融機関における通帳や証書、重要書類などの預り物件に関する業務を、モバイル端末や電子サインを活用してペーパーレス化・効率化するクラウドサービスです。預り物件の登録・管理から返却、管理状況のモニタリングまで一元管理し、業務効率化とコンプライアンス強化に寄与します。
このたびインテックが提供開始するスマートフォン版は、従来は行内ネットワークの環境制約下でしか利用できなかった金融機関の預り物件管理業務を、店外でも安全にアプリ操作でき、セキュアな環境でスムーズに接続可能になります。
背景
近年、金融機関では営業活動の多様化やモバイル環境の高度化に伴い、店内外を問わず効率的かつ安全に業務を行えるシステム基盤の整備が求められています。
中国銀行では、これまでPCおよびタブレット端末で「預り物件管理サービス」を利用していましたが、業務効率化と利便性向上の観点から、スマートフォンからも同サービスを安全かつ快適に利用したいというニーズが高まっていました。
そこでインテックは、インターネット回線で店外からも安全に利用できるスマートフォン版の「預り物件管理サービス」を開発しました。本サービスは、位置情報取得による監査対応への活用や、特定業務に特化した機能提供で、タブレット版よりもシンプルな操作が可能であることが特長です。また、金融機関においてこれまでセキュリティの観点で懸念されていたスマートフォンでの安全な業務利用の課題解決にも期待されています。
概要
「預り物件管理サービス」のスマートフォン版による特長と期待される効果は以下の通りです。
<特長>
1.インターネット環境から簡易かつ安全な接続を実現
現行サービスは閉域網通信が前提であることに対し、スマートフォン版サービスではインターネット通信を利用可能とし、セキュアな環境を構築。クライアント証明書による端末通信制御、通信の暗号化、位置情報取得など多層的な対策を導入。
2.「物件を預かる」「返却する」に特化した迅速な預り物件管理業務の促進
スマートフォン版の提供機能を「預かる」「返却する」に限定することで、シンプルかつ直感的な操作を実現。また、渉外活動中に予定外の預り業務が発生した場合でも、スマートフォン一つで物件の預り/返却が可能。
3.PC/タブレット/スマートフォンで登録した物件データとの双方向リアルタイム同期を実現
PC/タブレット/スマートフォンのいずれの端末で作業しても、常に最新かつデータの整合性がとれた情報を確認可能。これにより作業効率・生産性の向上を実現。
<期待される効果>
1.業務証跡の可視化と監査対応力の向上
スマートフォンのGPS機能を活用することで、担当者による預り物件業務の実施日時および実施場所を把握。これにより、業務の証跡を可視化し、監査対応力の向上やコンプライアンス強化を促進。
2.迅速な預り物件管理業務を促進
これまでPCおよびタブレット端末で操作していた預り物件の登録・管理業務を、スマートフォンの専用アプリで行えるようにすることで、テザリング接続が不要となり、従来より利用までの手間を削減。これにより、店外や移動中の業務効率化が実現。
3.営業活動の利便性を向上
スマートフォンでのサービス利用やPC、タブレット、スマートフォンで登録されたデータがリアルタイムで同期されるため、店内外のさまざまなシーンで利用可能。これにより、担当者がいつでも最新の情報を活用し、迅速かつ柔軟な対応が可能。
今後について
インテックは、「預り物件管理サービス」について、金融機関への豊富な導入実績に加え、導入済みの金融機関からの要望にもとづいて継続的な機能拡充を行っていきます。また、スマートフォン版についても、さらなる利便性向上に取り組むとともに他の金融機関への展開に加え、既存導入行での活用拡大を見据えた取り組みを進めていきます。
今後も、金融機関向けソリューションのさらなる高度化を進め、業務効率化や顧客が抱える課題解決を支援していきます。
株式会社中国銀行からのコメント
事務企画部 部長 栂野 英彦 氏
当行の預り物件管理は、インテック社のシステムを長く利用しており、当行の業務に無くてはならない物となっています。当行ではスマートフォンを全従業員に貸与しており、業務上の活用と効率化を検討するにあたり、スマートフォン版での「預り物件管理サービス」の導入を決定しました。すでに行内では「授受ナビ」と呼んで4月から試行利用しておりますが、UIや迅速な起動環境などの営業店の評価も上々であり、6月1日以降本番稼働を行う予定としています。窓口や渉外時の物件授受の効率化を検討されている金融機関に広く導入をお薦め致します。
金融機関向けソリューション「fcube」について
インテックが提供する金融機関向けソリューションの総称です。「CRMサービス」のほか、コールセンターシステム、ローン自動審査システムなどを提供することで、地域金融機関の皆さまと共に、金融機関を利用する顧客・金融機関の取引先や関係先・地域企業などあらゆるステークホルダーを支援します。豊富な導入実績と業務ノウハウの蓄積、最新技術の活用で、地域の人々にとって豊かで便利な日常や地域企業の課題解決、事業の持続的な成長を実現します。
株式会社インテックについて
お客さまの経営戦略に沿った情報化戦略の立案からシステムの企画、開発、アウトソーシング、サービス提供、運用保守まで、IT分野において幅広く事業を展開しています。インテックは、1964年の創業以来培ってきた技術力をもとに、AI、RPA等のデジタル技術の活用や、新たな市場の創造にも積極的に挑戦しています。常にオープンな姿勢で、人、企業、社会を技術でつなぎ、自らも変革しながら「豊かなデジタル社会の一翼を担う」企業としてお客さまに新しい価値を提供していきます。
TISインテックグループについて
TISインテックグループは、国内外グループ2万人を超える社員が『ITで、社会の願い叶えよう。』を合言葉に、「金融包摂」「都市への集中・地方の衰退」「低・脱炭素化」「健康問題」を中心としたさまざまな社会課題の解決に向けてITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして新たな価値を創造し、人々の幸せと持続可能な豊かな社会の実現に貢献します。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
本件に関するお問い合わせ
報道関係からのお問い合わせ先
株式会社インテック 企画本部 コーポレートコミュニケーション部 小川、稲垣
E-mail : press@intec.co.jp
サービスに関するお問い合わせ先
株式会社インテック 金融第2事業本部 バンキングビジネス事業部
バンキングビジネス事業企画部 担当:松田
E-mail : fcube_pr@intec.co.jp