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人間力×システムインテグレーションの技で企業や社会のデジタル変革を支え続けたい

  • 2024年8月26日発売「日経ビジネス」誌上、日経ビジネスSpecial上で公開していた記事広告の内容をもとに再構成
  • 記事中の肩書きやデータは公開時点の情報です

インテック
代表取締役社長
疋田 秀三氏

1964年生まれ、同志社大学工学部卒業。1988年にインテックに入社。関西などを中心に、20年以上にわたり営業職を担当。2018年4月に執行役員となる。その後、常務執行役員、専務執行役員を経て、2023年4月、取締役副社長執行役員。2024年4月から現職。TIS取締役も兼ねる。

進化するテクノロジーを取り入れ
コンピュータ・ユーティリティ社会の実現を目指す

先端テクノロジーの利活用と新たなビジネスモデルの創出を支援

 生成Alをはじめとする様々なテクノロジーが、目覚ましいスピードで進化を遂げる中、多くのお客様が、新たなビジネスを切り開くためのチャレンジに取り組まれています。

 こうした中、インテックでは、2024年1月に創立60年を迎えました。創業時に目指したのは、「いつでも、どこでも、誰もが」自由にコンピュータの恩恵を受けられる「コンピュータ・ユーティリティ社会」の実現です。この理想に向けて創業の地である富山から全国に拠点を拡大。通信自由化が行われた1985年には、いち早く特別第二種通信事業者の第1号認可企業として、ネットワークサービスの提供も開始しました。昨今、大きなテーマとなっている社会課題解決や社会貢献、あるいはパーパス経営にも相通じるような視座を創業時から持ち得ていたことは、私たちのユニークさを示すものと自負しています。

 この「コンピュータ・ユーティリティ社会」の実現にかける思いは、創業から60年を経た今も脈々と社内に継承されています。単に商材を仕入れてお客様にお納めするのではなく、様々なテクノロジーを取り入れ、最適な形で組み合わせた独自サービスとして提供する。この姿勢こそが、創業以来連綿と受け継がれてきた私たちのDNAです。

 もちろん、当時と現在では、ICTを取り巻く環境も大きく変化しています。当然私たちとしても、長年にわたり培ったDNAを、これからの時代に合った形でさらに発展させていかなくてはなりません。

 例えば昨今では、進化の著しい生成Alなどのテクノロジーを、どう自社のビジネスに生かすかが大きなテーマとなっています。しかし、ただツールを入れただけでは、なかなか思うような成果は得られません。ビジネスモデルを変革していくには多種多様なテクノロジーと人とをシームレスに融合させていくことが必要です。こうした場面において、私たちが磨き上げてきたシステムインテグレーションの技は大きな力となるはすです。

 また、今までにないビジネスモデルの創出に注力することも重要です。企業が更なる成長を遂げるためには、最新のテクノロジーを未来に向けた領域に投入し、ビジネスの新たな骨組みを創っていくことが求められます。ビジネスモデルの変革と創出の両方に取り組むことが、これからの私たちに課せられた使命だと考えています。

企業や自治体との共創を軸に社会課題の解決に取り組む

 デジタル・トランスフォーメーション(DX)の実現に向けた活動も、いろいろな形で進めています。その1つが、私たちのコアビジネス領域における取り組みです。当社の事業組織形態は、金融、保険、医療、行政、製造、サービスなど、様々な業種・業態に合わせて構成されています。

 これらそれぞれの分野に対し、成長を加速するテクノロジーは何なのか、またそのテクノロジーをどこに、どのように適用していくべきなのか。こうしたことをしっかりと吟味しながら、生産性向上やコスト削減も含めたプラスαの付加価値をご提供する取り組みを展開しています。

 また、これと並行して、お客様と共に新しい世界を目指すための共創ビジネスにも力を入れています。当社としても新規事業領域になりますので、専門部隊の拡充を図るなど組織体制も整備。ここでは、新たな領域の探索や企画構想を練るだけでなく、お客様と一緒に仮説を立てながら実現に向けた実証実験なども行っています。

 例えば行政分野では、スマートシティ関連の取り組みを富山県様と実施。「エリアデータ利活用サービス」を用いたデータ連携基盤を構築しています。このような取り組みを地域に応じて産官学共同で進めることで、それぞれの立場から新しい発想が生まれてきます。また、産業分野においても、エネルギー・リソース・アグリゲーション事業に関する協業など、ESGに関する様々な取り組みも行っています。

 お客様への価値提供を進めていく上では、社内人材の育成も重要なカギとなります。研修や教育、人材マネジメントなどの取り組みはもちろんですが、やはり最も大事なのは社員一人ひとりの人間力です。社会貢献を通じて感動を生み出し、その感動を自らのエネルギーにも変えていく。この意識をしっかりと胸に刻みつつ、今後もお客様のビジネスに貢献していきたいと思います。


公開日 2024年09月24日

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