「品質国際会議(ICQ)2025」に参加しました

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公開日:2025.10.08

インテックは2025年9月2日と3日、「品質国際会議(ICQ)2025」に参加し、講演を行いました。ICQは世界の品質管理の専門家や実務者が集まる最大級の国際会議で、今年は東京・ベルサール新宿グランドで9月1日から4日にかけて開催されました。

今回のICQでは、参加した2日と3日の二日間で講演が180件以上あり、講演はすべて英語で行われ、インテックは3日に「Method for Establishing Quality Baselines in Application Maintenance.」と題し、アプリケーション保守における品質ベースラインの確立方法について発表しました。
講演にあたっては、インテックの鈴木智秀、末森智也、阿戸信則の3人にシグマクシスの木村迅氏を含めた4人のチームで準備を進めました。
発表内容は、アプリケーション保守を長期に行っていると機能追加の繰り返しによりシステムが複雑化し、ドキュメント不足とメンバーの変更によりノウハウが欠落していくことに対し、その対策としてアプリケーション保守において実施するタスクの基準を定義することを提案するというものです。

参加者は、インドや中国などアジア諸国を中心としながらも、ドイツやスウェーデン、アメリカ、ペルーなど世界各国に及び、品質向上に対する国際的な関心の高さを実感しました。また、聴講した講演では、日本の製造業における機械学習を活用した品質向上事例が紹介され、ソフトウェア業界との手法の違いを改めて認識する機会となりました。一方で、従業員に蓄積されたノウハウを継続的に継承するアプローチについて学ぶことで、当社の取り組みの有効性を再認識することができました。

インテックは、今後もグローバルな視点を持ち、より高度な品質管理手法の開発と業界全体への貢献を目指していきます。


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