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自分を苦しくするポリシーは
おもいきって手放していい。
乗り越えることができなくても、
明日は来る。人生は前に進む。
だから、今を楽しく。自分らしく。

岩井 淳子

1999年入社。クラウド基盤システム部所属。新入社員時代から一貫してインフラ系のエンジニアとしてキャリアを積む。2002年、入社4年目の時に第一子出産、産休・育休を経て翌年復帰。2007年 9年目に第二子出産し翌年復帰。育児をしながら第一線で働き続けた経験から身につけた業務効率改善の手腕は社内でも評判。リーダーとしてメンバーの育成・サポートに尽力しチームを明るく盛り上げている。

27歳で出産。辛かったことは、
ほとんど忘れました。

働きながら出産する女性には2つの選択肢があります。キャリアを積んでから産むか、先に産んでキャリアを積むか。私は後者、先に産んだタイプでした。経験も実力もポジションもない27歳で出産。当時はフルタイムの復帰はまだ珍しい時代でした。保育園から呼び出しの電話がかかってきたり、インフルエンザで5日間出社できないなんてことはよくあること。後輩に指示をまとめてお願いしてましたね。「ここはこうして、次にこうして。明日までだよ。絶対にね!」と、できるだけ細かく。私も若かったので慣れていないんですが、できる限り丁寧に。そして、通勤電車の中や子どもを寝かしつけたあとにマニュアルを読む。本当にギリギリの生活でした。でも、辛かったことは思い出せないんですよね。打ち上げのお酒で上書きされたのかな。知恵と図々しさを身につけたからかな。とにかく、あっという間の20年でした。

「乗り越えない」
という選択肢。

実は、会社に「辞めます」と言ったこともあります。家に帰れば子どもが泣く。会社に行けば120%で戦わなきゃ追いつけない状況。みんなに迷惑かけてまで、私は何をしているんだろうと。やりたいことがわからなくなってしまったんです。結局、乗り越えることはできなかったんですよ。時間が過ぎていって、子どもが大きくなって、時の流れの中で少しずつ慣れたというか、しんどい時期が過ぎていった。いま、真っ最中の人は大変だと思います。でも、状況は必ず変わる。0歳と5歳では全然ちがいますからね。辞めようと思っていた私も「子どもの塾代かかるしもうちょっとだけ頑張ろうかな」なんていう小さな気持ちがつながって続けることができたんだと思います。

葛藤したり、挑戦して
届かなかったり、それも「楽しい」。

働く女性がいろいろなところで注目されるようになり、素敵な感じで持ち上げられるじゃないですか。私だって、演じようと思えばできるんですよ。でも、実態はそうじゃないので(笑)。余裕のあるキラキラした人生じゃないし、もがいてもがいて、プロジェクトから降ろしてくださいなんて情けないことも言ってきたような仕事人生。立派なポリシーもありません。こうでなければいけない、という自分の理想は手放したんですよ。持ち続けると苦しくなっちゃうから。今大事にしていることは、ステキな仲間と楽しく仕事をすること。最近、部長の50歳の誕生日を企画してみんなでお祝いしました。大盛り上がりで楽しかったですね。もちろん、遊ぶ楽しさだけじゃないですよ。成果があがる楽しさ、儲かる楽しさ、コレがまた楽しい。私、数字にはうるさいですよ。たとえば、この仕事はどのくらいの時間で終わらないとペイできないとか、数字に換算して考えると目標が明確になる。ピリッとする。やるからには、目標を達成したい。認められたい。今、社長賞をもらって、賞金をためて、みんなでハワイに行こうって言っています。本気で。よい仕事をして、みんなで美味しいお酒を飲みたいです。

毎年夏休みを少し長めにいただき、海外のリゾート地に逃避しています。青い空の下で波の音を聞きながら飲むビールは最高においしいです。1年間おつかれさま、と自分へのご褒美と、1年間ありがとう、と働く環境に理解と協力くださっている家族や職場のみなさまへの感謝の気持ちを再認識し、来年も絶対にくるぞと誓います。普段の週末は、もっぱら子どもを習い事に送迎する運転手です。平日はなかなかゆっくり話を聞いてあげられないので、土日は子どもと過ごす時間を優先するようにしています。