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INTERVIEW社員紹介

行政システム事業本部
公共ソリューションサービス部

エンジニア職

藤山 忠Tadashi Fujiyama

経営学部経営学科卒
1992年入社

課題解決のために、
自分に何ができるか。
今、何をすべきか。

社内外で学んだ、「自分を持つこと」の大切さ

初めて採用面接に行った会社がインテックで、最初に内定をいただいて、即決(笑)。総合商社にも興味があったのですが、これからの時代はITだと考え、迷いはありませんでした。
入社後は、研修を経て、富山本社で自治体や外郭団体の基幹システムの運用・保守を担当する部所に配属。学生時代はまったくプログラムに触れていなかったので、概念が理解できない状態からのスタートでしたが、お客さまと関わり、開発担当者と話し合う中で仕事の基本を学びました。苦労もありつつ、新しいことを知るのが楽しくもありましたね。当時の上司、先輩はお客さまからの人望も厚く、多くを教わりました。インテックの社風を一言でいうと「真面目」。富山の県民性もあるかもしれない(笑)。一人ひとりが物事を真剣に考えているし、自主的に勉強している。それが、お客さまからの信頼感に繋がっていると思います。
その後、課長になり、求められる役割や仕事の進め方が大きく変わりました。上層部と話して方向性を確認しつつ自分で目標設定し、そのための予算や人員を配置するというやり方です。マネジメントにおいては、「自分が何をやりたいか」という意志を持つことが大切だと学びました。そしてそれは、社外に対しても同じ。システムの運用・保守をしていると、お客さまから「ここを直したい、こんなことができないか?」「スケジュール的に厳しいが、何とかならないか」といったご要望を受けます。その際、何でもハイハイと受けるのではなく、「何ができて、何ができないのか」という「境界線」を認識することが大事です。開発担当者と相談しながら、どこまで可能かを見極める。そして、「保守の範囲ならここまでできる」「今年はこれをやり、来年にこう改善しては」といった解決策を提案する。「自分」をしっかり持っているからこそ、お客さまの要望を無下に断るのではなく、現実的かつ前向きな落としどころを見つけられるのです。この「境界線」という考えは、自分を持つという意味では仕事でもプライベートでも同じです。

独自開発のシステムで、自治体の業務改革を推進

その後、名古屋勤務を経て、東京の公共ソリューションサービス部へ。首都圏を中心とした中央官庁・外郭団体・自治体を担当し、システムの運用・保守と同時に開発も行う「ハイブリッドな部」の部長として、35人ほどを束ねつつ、先頭に立って新領域の開拓にあたっています。
自治体市場での大きな動きが、公共サービスに民間が参画する「公民連携」につながります。2018年頃から、首都圏自治体とインテック、RPAのメーカーの3社が連携し、自治体職員の作業を自動化して業務を効率化する仕組みづくりを行っています。具体的には、「RPA(Robotic Process Automation)」で、データ入力や操作を自動化するツールを導入しました。さらに、インテックが独自に開発したAIを活用した「OCR(Optical character recognition)」を組み合わせ、紙が多く残っている自治体業務の改善を提案しています。この技術を活用することで、今まで職員が行ってきたデータ入力や、WEBサイトのチェックといった膨大なルーチンワークが自動化され、業務の大幅な効率アップが見込めます。RPAを行う上では、お客さまの実際の業務を理解した上でどうすれば使いやすいかを考えるので、ここにインテックの開発力や運用・保守で培ったノウハウが生きていると思いますね。
私が部長という立場で、大切にしていることは、「マネジメント力」と「リーダーシップ」。その両方を兼ね備えるのは難しいですが、「どちら」も持つことが求められます。セキュリティやコンプライアンスを守って業務を進める一方、リーダーとしてチームをまとめ、未知の領域に踏み込むからこそ、新しいことを生み出せるのだと思っています。

日本が抱える課題をITで解決するために

部としても、自分自身としても、これから特に力を入れていきたいのは、AIの分野。社内の各部と協力し、新たな取り組みに積極的に関わっていきます。例えば、ドローンで撮影した画像をAIで判定して建築物の状況を把握するといった開発です。
そして、この技術は、農業にも生かせると思っています。私は、3年ほど前から、秋に数日休暇をいただいて北海道で農作物の収穫を行うボランティアをしているのですが、実際に農家の方とお話しすると、不安定な収入や後継者問題など、農業の現場はやはり厳しいと感じます。その状況に対し農林水産省も、農業者とITベンダーの連携による「スマート農業」を推進しており、2025年までに農業の担い手がデータを活用した農業を実践することを目指しています。インテックは、もともと農林水産省との仕事もしていますし、そこでの繋がりやノウハウを生かし、最新の開発技術も使いながら、日本の農業に対し一歩踏み込んだ提案ができるのではないかと構想中です。
農業をはじめ、日本の各分野の課題をITでどう解決するか、5年後、10年後の日本のためにITで何ができるか。そういった視点で世の中を捉えられるようになったのは、インテックでの業務経験や人との繋がりによるものが大きいと思いますね。

※所属表記・記事の内容は、取材当時の内容に基づきます。

目標

“Time Limitation”
“時間には限りがある”ということを最近強く意識しています。やりたいこと・やるべきことはたくさんあるけれど、使える時間は限られている。だからこそ、その中で今自分が何をするか、しっかり取捨選択していく必要があります。これから社会人になる若い皆さんにも、ぜひ意識してほしいし、20代のうちからこの意識があれば、必ず大きく成長できるはずです。

学生へのメッセージ

学生の皆さんに持っていてほしいのは、「適切な視点の高さ」。高すぎる視点で夢みたいなことだけを考えるのでもなく、低すぎる視点で明日の自分のことだけ考えるのでもなく、適切な視点で物事を見ることが大切ではないでしょうか。そして、もう一つが「ディスカッションをする力」。曖昧さを許容する日本語では、ディスカッションができているようでできていません。言葉をしっかり定義した上で議論を交わす習慣を身につけておくと、社会に出たとき大きな強みになりますよ。