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INTERVIEW社員紹介

先端技術研究所 

エンジニア職

永見 健一 Kenichi Nagami

2002年入社(※別会社を経て)

世の中の
「これから」を
考え続けていく

世の中に「あったらいいな」を開発する

インターネットが商用化される頃から、技術研究に携わってきました。インテックの研究系の子会社を経て、2011年に現在のインテックへ入社しました。
先端技術研究所は、新規事業をつくるところです。既存の技術も使いますが、世界がこれからどうなっていくかを想定し、そこに必要な技術を開発して事業化するのが1つのミッション。簡単に言うと、「世の中にこれがあると嬉しいな」というものを開発しています。提供する企業目線というより、利用者目線。「これから社会はこうなる、でもここが足りない、だからこれを開発する」という考え方で目標も立てています。
例えば、物の所有について。現在は車や家電を買って、「物として所有する」のが基本ですよね。でもこれからは、自動運転の車が勝手に自分のところに来てくれる世の中になるのではないかと。つまり、「車という物」ではなく、「移動という機能」を得る方向になるわけです。家電も同じで、冷蔵庫を買うんじゃなくて、「冷やす機能」を手に入れる感覚です。
これまで物を所有するには、すべて自分で一から探し、契約もしなくてはいけなかった。でも、「あなたに必要なものはこれです」とおすすめされる方が便利ですよね。そういった視点から生まれたのが「家電手帳」というアプリ。今はまだ所有がベースなので、まずは説明書や契約書などを管理できるアプリとして開発しましたが、ゆくゆくは「機能」自体を使い、管理できるようになればいいなと。

自ら発信し、ナレッジを共有することが大切

世界がこれからどうなっていくかを考えるには、情報収集が必要です。インテックはアメリカに「シリコンバレー・イノベーション・ラボ」という研究拠点があるので、そこと一緒に情報収集を行うことも。
ただし、今世の中にある情報を集めるだけでは、不十分です。私たちは、「まだ世の中にないもの」を生み出す研究開発をするので、世の中に発表されていない情報、これからの動きを掴むことが必要です。それを知る手段は、やはり「人づて」が多いですね。そして、単に人に聞くのではなく、まずは自分が考えていること、自分がやっていることを積極的に発信することが大事です。ただカンファレンスに参加するだけではダメ。自分から話すことで、そこから色々な人とコンタクトができ、面白い情報を引き出すことができます。
発信の取り組みの一つが、エンジニアリングに関するナレッジシェアサービス「Qiita」での執筆です。「Qiita」は学生やソフトフェア開発者など国内の技術者たちが、それぞれ「こんなものを作りました」「こんなことを試しました」と記事を執筆し、ナレッジを共有する場です。そこにインテック従業員も執筆していて、先日、インテックという企業カテゴリーも作りました。そうすると、「会社としてこんなことを考えている、こんな面白いことをしようとしている人がいる会社」という発信ができますから、「こういう技術を持っている人がいるなら頼んでみようか」と声を掛けていただく機会も増える。そういった効果も期待しています。

近未来を見すえ、新しい開発を生み出したい

今後、考えていきたいテーマとしては、大きく2つあります。1つ目は「簡単に安全にアクセスできるIT環境」を作ること。いわゆる働き方改革で、インテックでも在宅勤務が始まっていますし、様々なスタイルで働く方々が増えています。社外で仕事をする場合は社内ネットワークに繋ぐ必要がありますが、これからは自分の環境と必要なリソースさえあれば、どこでも働くことができるようにしたい。会社から支給されたデバイスさえあれば、どこにいても簡単に、安全に、自分が使うリソースにアクセスできる。そうなれば、みんながもっと楽に仕事ができますよね。
もう1つは、通信関係。2020年、日本では次世代のモバイル通信規格の5Gが開始され、徐々に通信環境が変化します。通信環境が変化することで、今までのスマートフォンだけではなく様々なデバイスが接続され、より便利な世の中になると思います。例えば自動車で、自動車間の通信ができると、運転者には見えなくても「壁の向こうに車がいるから進まないでおこう」といったことができます。そういった、今まで人間ができなかった部分をサポートする方向で、何か開発できないか考えているところです。
今お話ししたような「これからやっていきたいこと」は、簡単に実現できるものではありません。しかし、新しいことに挑戦しないと新しいサービスは生まれないのも事実。だからこそ、世の中の「これから」について、考え続けることが大切だと思っています。

※所属表記・記事の内容は、取材当時の内容に基づきます。

目標

「この領域については、この人に聞けばいい」と言われるのが目標です。ただ表面的なことだけを語って、安易に「これができますよ」というのは好きではありません。実際にやったことをきちんと検証した上で「ここができる、ここはできなかった」と語ることを大切にしています。その姿勢を続けていれば、たくさんの方と話をする機会も増え、頼られる存在になっていくと思っています。

学生へのメッセージ

「自分で考える」ことが大切だと思います。人に与えられたものをやるだけでは楽しくないだろうし機械のパーツのようになってしまうとつまらない。これからの世の中は、若い人が作っていくべきだと思っています。お互い議論して刺激し合い、楽しく仕事がしたいですね。まずは、自分の興味や関心を見つけ、そこに合う会社に入る。そうすれば仕事が楽しいし、パフォーマンスも上がると思います。