EXfinder

概要

EXfinder(テレパソロジーシステム)は、遠隔地から迅速な病理診断を支援するシステムです。

ネットワークの先にある顕微鏡を目の前にあるかのように操作して観察することができ、リアルタイムに遠隔診断を行うことが可能です。多地点テレビ会議機能によるカンファレンスや、病理・細胞診検査業務支援システムEXpathⅢとの機能連携によって、よりスムーズな遠隔病理診断をサポートします。

主な機能

高精細かつ滑らかな顕微鏡映像

SXGA(1280×960)サイズの高精細画像を毎秒15フレーム伝送することで滑らかに顕微鏡を操作することが可能です。また、顕微鏡の操作に連動した画像伝送制御により、静止状態での診断時には自動でフレームレートを落とし、高品質な画像を提供します。この画像伝送制御により、ハイビジョンクラスの画像を6Mbpsのネットワーク帯域で伝送できます(特許取得)。

柔軟な診断を可能にするユーザーインタフェース

顕微鏡の操作にはマウス、キーボード、専用デバイスを用意し、利用者のスタイルに合った操作が行えます。例えばマウスによる操作では顕微鏡画像上をクリック、あるいはドラッグすることで任意の方向へ動かすことができ、直感的な操作が可能です。その他、レンズの切り替えや絞り、フィルタの調整等、顕微鏡操作のほぼ全てを遠隔から実行可能です。

フォーカスの調整はオートフォーカスとマニュアルフォーカスの両方が用意されています。自動で調整を行いながら、必要に応じてマウスのホイールや専用のダイヤルデバイスによってフォーカスの調整を行うことができます。

デュアルディスプレイ構成によって、1台のディスプレイに顕微鏡映像を全画面表示しながら、もう1台のディスプレイでTV会議や顕微鏡の各種情報にアクセス可能です。スライドマップ上をクリックして顕微鏡を移動したり、画像を保存して比較表示することができます。

多地点TV会議によるカンファレンス

本システムは多地点同時接続をサポートしており、TV会議機能についても多地点同時接続が可能です。検査室にいる病理技師と手術室にいる臨床医、遠隔地にいる病理医が同時に診断を観察しながら連絡を取り合うといった運用が可能です。

病理・細胞診検査業務支援システムEXpath Ⅲとの連携

本システムで取得した顕微鏡画像を病理・細胞診検査業務支援システムEXpath Ⅲ(*1)へとスムーズに登録することができ、病理業務全体の効率化が可能です。

(*1)EXpathは、株式会社インテックが開発、販売している病理・細胞診検査業務支援システムです。

通常版と簡易版

電動顕微鏡を利用して遠隔から顕微鏡制御を行う通常版に加えて、すでにお持ちの顕微鏡を利用する安価な簡易版も用意しました。顕微鏡の制御はできませんが、遠隔から顕微鏡映像を観察できます。

動作環境

<サーバシステム>
・Windows7
・CPU:Intel Core 2 Duo以上 メモリ:2.0GByte以上
・CCDカメラ:SONY XCD-SX90CR 等
・電動顕微鏡:Nikon ECLIPSE 90i 等

<クライアントシステム>
・Windows7
・CPU:Intel Core 2 Duo以上 メモリ:2.0GByte以上
・ディスプレイ:19インチ液晶ディスプレイ(デュアルモニタ表示の場合2台、シングル表示の場合は1台)

<ネットワーク>
・LAN:有線もしくは無線LAN
・インターネット接続:Bフレッツ、ケーブルTV等のブロードバンド回線、6〜12Mbps(利用帯域の上限を設定可能)

主な機能

<顕微鏡遠隔操作>
・XYステージ移動
・フォーカス調整(オート/マニュアル)
・レンズ切替 1x〜100x(コンデンサ自動調整)
・NDフィルタ、視野/開口絞り調整(各レンズ単位で設定可)

<映像伝送>
・SXGA(1280×960)サイズ画像
・最大毎秒15フレーム(顕微鏡静止時は可変)
・使用ネットワーク帯域6〜12Mbps(帯域指定可)

<診断支援機能>
・多地点同時接続
・スライドマップ作成
・画像リスト保存/画像位置再現
・デジタルズーム
・マーカー共有
・多地点テレビ会議
・EXpathII、EXpathIII連携